人生最大の気づき

「はじめに」

私は昭和39年、東京オリンピックの年に東京は北千住にて生を受けました。

今は横浜市の南端で暮らしています。


そして現在、「絆」をテーマとし、本人の「気づき」により、『やる気、勇気、元気』を引き出し、個人の「生きがい」や「やりがい」を見いだし、『目的を持って豊かな人生を歩んで頂くための心の研修』を行っている企業のインストラクターとしてお手伝いをしています。


その始まりは、私自身が2014年10月にその研修を受講したことです。


当時の私は、めちゃくちゃ心が病んでいました。

その理由は、丁度その1年前の2013年10月に二度目の離婚をし、家族を失ったからです。

特に息子との別れが大打撃だったのです。

息子が中1のときでした。


息子が小学生の頃は、プロゴルファーを輩出しているゴルフスクールへ通わせ、一緒にラウンドしたり、毎朝一緒にジョギングやウォーキングをしたりしていました。


当時の私は、『巨人の星』に出て来る『星一徹』のような、めちゃくちゃ厳しいスパルタおやじでした。

息子には厳しく接していましたが、息子のことは大好きで、心の中ではいつも「息子と二人だけで暮らせたら良いのになぁ」と、思っていたのです。


(1)きっかけはイオンで出会った女の子

2018年12月9日、日曜日の夜のことです。

私は2~3週間に一度、日曜の夜、近くの『イオン』に食料品の買い出しに行くのです。

その日も夜の9時過ぎに買い物を終え、大型のカートを押しながらエレベーターへ向っていました。

エレベーターの前まで行くと正面の扉が空いていて中に人が見えたので、乗せてくれるのかと思い速足にしたのです。しかし、無情にも扉は私の目の前で閉まり乗れませんでした。


私は、「しょうがない」と思い、目の前のボタンを押してから少し後ろに下がって、次のエレベーターを待ちました。その時私は、右端のエレベーターの一段低い所にあるボタンが点いていないことに気づいたのです。ですがそれを押しに行くのが面倒で、行かずに次のエレベーターが来るのを待っていました。


すると、一人の女の子がそのボタンを押して私の後ろに並んだのです。

私は内心、「気が効く子だな~」と、思ったのです。

良く見るとその子は、小学2年生か3年生位の感じの子でした。


そして、次に来たエレベーターはその子が押したボタンの所のエレベーターだったのです。

私は、「やるじゃん!グッジョブ!」と、心の中でエールを送っていました。

私は先にカートを押して、エレベーターの入口を背にして乗りました。そして、あとからその子と、その両親が乗って来て、その子はすぐに4Fのボタンを押したのです。

私も同じ階でした。


4Fに着くと女の子の両親が先に下りたのです。

ですから私は、女の子を先に下ろしてあげようと思い、その子が下りるのを待ったのです。

ですが、下りる気配がしないのです。


振り返って見ると、その子は、『開』のボタンを押したまま、目で「どうぞ」と言ってくれたのです。

私は、「ありがとう」と言って、エレベーターの中でカートをUターンさせました。


そして、もう一度その子と目が合うと、その子は満面の笑顔で応えてくれたのです。

私は、「可愛い子だな~」と思いながら、エレベーターを先に下りたのです。

するとその子は、今度は笑顔でスキップしながら、私を横目で見て両親の元へ行ったのです。


そのとき思ったのです。

「私のありがとうの一言に、笑顔とスキップで応えてくれたんだなぁ」と。

そうしたら、なんかすっごく、幸せな気分になってきたのです。

そして、「一日の終りにこんなに幸せな気分になれて、俺ってほんとラッキーだなー」と、思ったのです。


そうしたら、その感じが、何かすっごい久し振りのような気がしたのです。

そして、そう感じられる自分が、凄く嬉しくなってきたのです。


すると、『美しいものを、美しいと思える、あなたの心が美しい』という言葉が、ふと浮かんできたのです。

そして、「幸せと思える、俺の心が幸せなんだなぁ~」と、なんか自然に思ったのです。


そうしたら急に、「あぁ、俺、もう大丈夫だぁー」と、すっごく感じたのです。

30代の終わり頃からずーっと続いてきた長かったトンネルから、なんかやっと抜けられたような気がしたのです。


やっと、30代の頃の自分に戻ったと言うか、追いついたと言うか、なんかそんな気がしたのです。


(つづく)

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