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2019年8月14日 (水)

大きな樹

私の昨年暮れに立てた今年の目標は、慈愛に満ちた、『強くて優しい大きな心』を持った人間になるというものです。


それをイメージした時、私の中では特定の人物ではなく、プロフィール画像にも使っている、『日立の樹』で有名な、ハワイのモアナルア・ガーデンにあるモンキーポッド(MONKEY POD)になるのです。


因みにプロフィール画像は、私の仲間の一人が今年の3月にハワイに行って撮って来たものです。


私はそれを譲って貰い、PCとスマホの待ち受け画像を全てこの樹の写真にし、常に『強くて優しい大きな心』を意識しているのです。


それを意識し続けていて、最近ふとあることに気づいたのです。


それは、「この樹は地上に出ている部分も大きいけれど、その根はもっと大きいんだろうなぁ」というものなのです。


そして、それをイメージしていると、地上に出ている部分より、もっと大きく、地中に深く広くひろがっている根の姿が思い浮かんだのです。


そして大きな樹も、地上に出ている部分は1本の雄大な姿ですが、地中では更に大きく根を張り、多くの他の植物や生物と繋がっていて、「みんなと共存しているんだなぁ」と思うのです。


これまでの私は、地上に出ている部分ばかり見ていましたが、最近ではその姿を支えている『根』に意識が向いて来ています。


そして、人の『心』も同じだと思うのです。


どんなに大きな夢や目標を持っていたとしても、それを支える『根』がしっかりしていないと、一時的な小さな成功で終わってしまうと思うのです。


正に30代の私がそうだったと思うのです。


大きな樹を育てるためには、大地を耕し、良い土壌を作り、大きな根を張り、太くて強い幹を伸ばし、大きく枝葉を広げていくこと。


私の中ではそのイメージが、研修を例にすると、大地は『心』、大きな根は『心構え』、太くて強い幹は『モチベーション』、そして大きく広げた枝葉は『感謝』なのです。


その結果として、目には見えない『絆』というものを感じられ、『共存共栄』という花を咲かせ、『幸福』という名の果実が得られるのではないかと思うのです。


そういう人間になりたいと思うのです。


私は、年初にこの目標を持った時、『大きな木』の画像が欲しくて、WEB検索をしてみたところ、ある童話と出会いました。


その童話を読んだ時、父親の息子に対する『無償の愛』を感じたのです。


その童話をここに載せておきます。


【大きな木】


リンゴの木と少年は友達であった。

ともに遊び、心を通わせていた。


しかし少年は大人になってゆきお金が必要になる。

木は「私の果実を売りなさい」と言う。


少年は果実をすべて持っていった。


しばらくして、大人になったその子は家が必要になる。

木は「私の枝で家を建てなさい」と言う。


その子は枝をすべて持っていった。


また時が経ち、男は「悲しいので遠くへ行きたい」と言う。

木は「私の幹で舟を作りなさい」と言う。


男は幹を持っていった。


時が経ち、男は年老いて帰ってきた。

そして「疲れたので休む場所がほしい」と言う。

木は「切り株の私に腰をかけなさい」と言う。


男は腰をかけた。


木は幸せであった。


『大きな樹』 (了)

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