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2019年11月24日 (日)

俺の道 ~アラカン編~ 三峯神社の巻 (5)

(5)自撮り

『ヤマメ』と『シイタケ』に分かれを告げた俺は、鳥居の前に立った。

そして、鳥居の写真を撮った後、俺は鳥居と狛犬をバックに、普段はあまりやらない自撮りをした。


俺は鳥居の前で一礼をし、鳥居をくぐった。

鳥居をくぐった瞬間だった。

俺は、以前来た時に感じた霊気を感じなかった。


去年と6年前に来た時は、鳥居をくぐった瞬間に感じたものを感じなかったのだ。

俺は、何か違和感みたいなものを感じた。


俺は見えるタイプではないが、感じるタイプなのだった。

以前、不動産売買をやっていた時も、人が亡くなった物件は直ぐに分かった。

心霊体験も、多分普通の人よりはかなり多く体験して来たと思う。


違和感を感じながらも鳥居をくぐった俺は、まず秩父の街並みを見下ろせる、『遥拝殿』に向った。

遥拝殿から観る景色は相変わらず素晴らしかった。


しかし、ここまで歩いて来て感じていたのだが、参拝に来たのは去年より2週間近く遅いのに、紅葉は遅れている感じだった。

鳥居をくぐった時に霊気を感じなかったのは、暖かさのせいなのかと考えた。


しかし、これまでの俺は真夏でも感じる時は感じてきたのだ。

もしかしたら、俺の内面の変化が俺の何かを変えているのかも知れないと、俺は自分を納得させたのだった。

そして、俺は、『遥拝殿』でも自撮りをした。


俺は、自分の顔が好きではなかった。

だから、写真を撮るのは好きでも、撮られる事自体はあまり好きではなかったのだ。

その為、子どもの頃からずっと、自分の写真は、あまり多くは持っていない。


しかし、この日は何か違った。

風景だけではなく、好んで自撮りをしている俺がいた。

そして、以前ほど自分の顔が嫌いではなくなっている俺に気づいたのだった。


『遥拝殿』を終えた俺は、日本武尊銅像はパスし、拝殿に向うべく『随身門』に向った。

ここでも俺は自撮りをした。

そして、去年来た時にSちゃんから教えられた『隠しハート』を探したのだが、何処にあったのか忘れてしまい見つけられなかった。

『随身門』をくぐった俺は、いよいよ本命の拝殿へと向ったのだった。


(つづく)

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