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2019年11月10日 (日)

俺の道 ~中高生編~ (8)

(8)志村けんの母校

面接が無いのに髪を切らされた俺は、無事都立には合格したのだった。

そして、行き先は76郡の中の都立K高校だった。


K高校は、男も女も、同じ中学では結構仲の良かった奴が一緒だった。

小学校から仲の良かったK川、K川の元カノだったN沢、そして俺と同じクラスで、キャロライン洋子似のハーフの様な可愛い顔立ちだったI川が一緒だった。


K高校サッカー部の顧問は、当時全日本の関係者だったらしく、K高校は都立の中ではサッカーが強い学校だった。


俺とK川は、迷い無くサッカー部に入部した。

K高校のサッカー部には、H中サッカー部の先輩は一人もいなかった。

そして、入部してから先輩から教えられたことがあった。

それは、K高校は、『志村けん』の母校だったということだ。

そして、同じサッカー部だったということだった。


俺たちは、図書室に行き、過去の卒業アルバムを探した。

そして、教えられた3期生の卒業アルバムの中に『志村けん』を発見し、爆笑したのだった。


それから少しして、俺はK川からあることを聞いたのだった。

K川は、入試の三教科の合計得点が220~230点だったのだが、担任からベスト7に入っていると言われたと俺に言って来たのだった。

そして、俺は多分、ベスト3に入っているはずだと。


それを聞いた俺は、自分より上が大して居ないことを知り、一気につまらなくなってしまったのだ。

そして、入学から1ヶ月ほどしたGWに俺は親父に言ったのだった。


「学校を辞めたい」


この当時の俺は、とにかく金を稼いで家を出たかったのだ。


その理由が、俺より上がいない。

そんな所に行っても意味が無い。

そう思っていたのだった。


しかし、親父は簡単には許してくれなかった。


「お前が行きたいと言って行った学校なんだから1年間は行け」

「一年経っても気が変わらなかったらお前の好きにしろ」


そう言われたのだった。

そして俺は、1年が終わったら絶対に辞めてやると、この時決心したのだった。


(つづく)

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